我われ一人びとりの生命は、
絶大なる宇宙生命の極微の一分身といってよい。
随って自己をかくあらしめる大宇宙意志によって課せられたこの地上的使命を果たすところに、
人生の真意義はあるというべきであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
作成者アーカイブ: nakajyo
けふひと日
けふひと日いのち生きけるよろこびを夜半にしおもふ独り起きゐて
[ 森信三 一日一語 ] より
神
神はこの大宇宙をあらしめ、
かつそれを統一している無限絶大な力ともいえる。
同時にそれは他面、このわたくしという一人の愚かな人間をも見捨て給わず、
日夜その全存在を支えていて下さる絶大な「大生命」である。
[ 森信三 一日一語 ] より
誠実
「誠実」とは、言うことと行うことの間にズレが」ないこと。
いわゆる「言行一致」であり、随って人が見ていようがいまいが
その人の行いに何らの変化もないことの「持続」をいう。
[ 森信三 一日一語 ] より
生き甲斐のある生き方
真に生き甲斐のある人生の生き方とは、
つねに自己に与えられているマイナス面を、
プラスに反転させて生きることである。
[ 森信三 一日一語 ] より
見通しを立てる
人生を真剣に生きるためには、
できるだけ一生の見通しを立てることが大切です。
いっぱしの人間になろうとしたら、
少なくとも十年先の見通しはつけて生きるのでなければ、
結局は平々凡々に終わると見てよい。
[ 森信三 一日一語 ] より
逆算的思考法
逆算的思考法とは、
人生の終末への見通しと、
それから逆算する考え方をいう。
だがこの思考法は、ひとり人生のみならず、
さらに各種の現実的諸問題への応用も可能である。
[ 森信三 一日一語 ] より
報恩
これまで親の恩が分からなかったと解った時が、
真に解りはじめた時なり。
親恩に照らされて来たればこそ、
即今自己の存在はあるなり。
[ 森信三 一日一語 ] より
比較
人間は他との比較をやめて、
ひたすら自己の職務に専念すれば、
おのずからそこに一小天地が開けて来るものです。
[ 森信三 一日一語 ] より
我性
根本的原罪は唯一つ、「我性」すなわち自己中心性である。
そして原罪の派生根は三つ。
(一)性欲
(二)嫉妬
(三)搾取。