絶対不可避なる事は即絶対必然にして
これ「天意」と心得べし。
[ 森信三 一日一語 ] より
天の意思。
あるんですね。
絶対不可避なる事は即絶対必然にして
これ「天意」と心得べし。
[ 森信三 一日一語 ] より
天の意思。
あるんですね。
逆境は
神の恩寵的試練なり。
[ 森信三 一日一語 ] より
このように思えるか否かですね。
成年後見制度では「ノーマライゼーション・自己決定の尊重という理念と本人の保護の調和」が求められています。そのため、単に財産を管理するに止まらず、本人の生活を支えること(身上配慮義務)が後見人の役割とされています。
1.ノーマライゼーション
障害があっても、健常者と区別することなく共に生活しようとする考え方。
2.自己決定の尊重
本人の自己決定を尊重し、現有能力(残存能力)を活用しようという考え方。
3.身上配慮義務
本人の意思を尊重し、心身の状態及び生活の状況に配慮し財産管理・身上監護を行う。
日々の後見業務で迷うとき、上記のことが原点に立返るための指標となります。
後見人等は、本人の能力が衰えてくると、つい特別扱いをしようとします。
「あなたは普通でないんだから」という気持ちで本人に接し、自分でやれることも、ヘルパー等の援助者にやらせてしまうことに注意が必要です。
本人から「△△△したい」と言われることがあります。
「〇〇さんでは無理だよ」「お金がかかるからダメ」等々、出来ない理由をみつけやらせないのでなく、何故そのような気持ちになったのかを考え、出来る範囲でやれるようにすることが大切です。
そして身体的な事や、精神的なこと、経済的なことを配慮し、調整していきます。(現場は全てが出来ることはないため調整は重要です)
後見人自身が、自分の気持ちを自ら捉えることも大切です。
本人を人格的に見下げ「〇〇をしてやっているのに」という気持ちで接したり、対立的感情が出たり、「本人がかわいそうだ」と感情移入しすぎたり。これらの感情が出てくることを自分自身で気付き制御することです。(感情は心の中に自然に湧いてきます)
見下げた気持ちや、対立的感情は相手に伝わり、相手の心を閉ざす要因となり、過度な感情移入は冷静な判断を出来なくします。
後見制度は本人が本人らしく生活するための支援に重要な役割を果たします。そのことを自覚して日々精進していかなければなりません。
乗客・乗員60名を乗せた全日空の“ボンバルディアDHC8-Q400型機”の前輪が出ず高知空港に胴体着陸をしました。この時の様子は当時(2007年)テレビで生中継され、日本中が固唾をのんで見守りました。
原因はたった一本のボルトの脱落でした。機長は急旋回やタッチアンドゴーなどあらゆる手段を試み、何とか車輪を出そうと努力しましたが車輪は出ません。やむなく胴体着陸の決断をしました。
機長の沈着冷静な判断と技量、パニックを防いだ客室乗務員の対応、乗客の協力、天候も幸いし大惨事をまぬがれました。
機内の不安はいかほどか察するに余り有ります。ここで注目したいのは、機長が乗客に行なったアナウンスです。「何度も訓練をしているので安心してください」この一言で乗客の気持ちはどのくらい安らぎ救われたことでしょうか。
「製造元のカナダ・ボンバルディア社は、英国の老舗航空機メーカーが母体で、運行コストの安さが売りだった。近年、ライバル社との競争激化で、製造段階の品質管理や無理なコスト削減が部品の不良につながった可能性がある。」◇某新聞コラム◇
安全面のコスト削減とはいかがなものか…。常識ではとても考えられません。旅客輸送業は「命預り業」と心すべきです。
親が亡くなると相続が開始します。相続は人生のなかで何度も経験するもではありません。遺族は悲しみに浸る暇もなく、山積する手続きや諸問題に直面します。初めての経験で相続人は不安でいっぱいです。心配で眠れぬ夜もあります。
仕事の依頼を受けたとき、私は必ず相続人様へ言っている言葉があります。「心配しなくても大丈夫ですよ。安心してください。」この笑顔の一言で相続人の心は安らぎます。
相続はいくら悩んでも、心配しても、なるようにしかなりません。だから心配する必要はないのです。最後はなるようになるのです。つまり「大丈夫」なのです。
遺産分割も「感謝の気持ち」と「譲る心」この心の両輪が出れば軟着陸でき、相続人全員が幸せになります。「感謝と譲る心」は縄文の大昔から日本人が持っている独自の遺伝子です。
いかにこのDNAを引き出すか、機長(相続アドバイザー)は全力を尽くします。ところがこれがなかなか出てこない!
もし出なければ胴体着陸しかありません。失敗すれば家族崩壊の大惨事を起し、相続人全員が不幸になります。相続の胴体着陸はパイロットの人間力と高い操縦技術が求められます。
飛行機はボルト1本の脱落で命取りになります。相続ビジネスも整備不良だとお客様を不幸にしてしまいます。安全面のコストを削減することなく、常に研修や勉強(整備)に励み、人間力(品質管理)の向上を怠らず、相続実務(飛行)に臨みたいと思います。
我われ一人びとりの生命は、
絶大なる宇宙生命の極微の一分身といってよい。
随って自己をかくあらしめる大宇宙意志によって課せられたこの地上的使命を果たすところに、
人生の真意義はあるというべきであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
宇宙意思を感じて行動したいですね。
「生」の刻々の瞬間から「死」の一瞬にいたるまで、
われらの心臓と呼吸は瞬時といえども留まらない。
これは「ありがたい」という程度のコトバで尽くせることではない。
「もったいない」と言っても「辱ない」といってもまだ足りない。
文字通り「不可称不可説」である。
[ 森信三 一日一語 ] より
その通りですね。
神はこの大宇宙をあらしめ、
かつそれを統一している無限絶大な力ともいえる。
同時にそれは他面、このわたくしという一人の愚かな人間をも見捨て給わず、
日夜その全存在を支えていて下さる絶大な「大生命」である。
[ 森信三 一日一語 ] より
勇気づけられる言葉です。
「心願」とは、人が内奥ふかく秘められている「願い」であり、
如何なる方向にむかってこの自己を捧げるべきか・・・
と思い悩んだあげくのはて、
ついに自己の献身の方向をつかんだ人の心的状態といってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より
方向をつかむ。
生半可な覚悟では心眼にいたりません。
真に生き甲斐のある人生の生き方とは、
つねに自己に与えられているマイナス面を、
プラスに反転させて生きることである。
[ 森信三 一日一語 ] より
自分の心に正直に。
マイナス面をプラスへ。
人生を真剣に生きるためには、
できるだけ一生の見通しを立てることが大切です。
いっぱしの人間になろうとしたら、
少なくとも十年先の見通しはつけて生きるのでなければ、
結局は平々凡々に終わると見てよい。
[ 森信三 一日一語 ] より
10年先を見通す。
その日その日を単に繰り返していることに気が付きます。