死の絶壁に向かってつよくボールを投げつけ、
そのはねかえる力を根源的なエネルギーとしながら、
日々を生きぬく人物の生きざまは、げにも凄まじい。
[ 森信三 一日一語 ] より
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男女の役割
男は無限の前進に賭けるところがなければならぬ。
女は耐えに耐えつつ貫き通すことが大切。
[ 森信三 一日一語 ] より
真理の束
人間を知ることは現実を知ることのツボである。
わたくしが人間に対して限りなき関心をもつのは、
生きた人間こそ無量な「真理の束」だからである。
[ 森信三 一日一語 ] より
愛と理解
愛する前に理解がなければならぬ。
同時に愛しなければ真の理解は得難い。
それ故かかる処にも、生きた真理は、
すべていのちの円環を描いていることが分明である。
[ 森信三 一日一語 ] より
犠牲
この地上では、何らかの意味で、犠牲を払わねば、真に価値あるものは得られぬとは、永遠の真理である。
だからもしこの世において犠牲の必要なしという人があったとしたら、それは浅薄な考えという他ない。
だが犠牲は他に強要すべきものでは断じてない。
かくして犠牲において、大事な点は、自ら犠牲の重荷を負う本人自身には何ら犠牲の意識がないどころか、そこには深い喜びと感謝の念の伴うのが常である。
[ 森信三 一日一語 ] より
仏・魔
仏・魔の間、
真にこれ紙一重のみ。
[ 森信三 一日一語 ] より
善人意識
善人意識にせよ、潔白さ意識にもせよ、
もしそれを気取ったとしたら、
ただにイヤ味という程度を越えて
必ずや深刻な報復を免れぬであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
恨み
裏切られた恨みは、これを他人に語るな。
その悔しさを噛みしめてゆく処から、
はじめて人生の智慧は生まれる。
[ 森信三 一日一語 ] より
夫婦
夫婦のうち人間としてエライほうが、
相手をコトバによって直そうとしないで、
相手の不完全さをそのまま黙って背負ってゆく。
夫婦関係というものは、結局どちらかが、
こうした心の態度を確立する外ないようですね。
[ 森信三 一日一語 ] より
笑顔
「笑顔は天の花」
笑顔によって、相手の心の扉が開けたら・・・。
[ 森信三 一日一語 ] より
純粋な笑顔はいいですね。