名・利

名・利というものは如何に虚しいものか。
しかも人間はこの肉の体の存するかぎり、
その完全な根切りは不可避といってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より

解っていても逃れられない、人間の性なのでしょう。

受持ち

世の中はすべて「受持ち」なりと知るべし。
「受持ち」とは「分」の言いにして、
これ悟りの一内容というて可ならむ。
[ 森信三 一日一語 ] より

この世に「生」を受けた、役割を果たすこと。
愚痴が出そうになったら思い出したいです。

比較

一切の悩みは比較より生じる。
人は比較を絶した世界へ躍入するとき、
始めて真に卓立し、
所謂「天上天下唯我独尊」の境に立つ。
[ 森信三 一日一語 ] より

この言葉何度聴いても肝に命じられます。
そして、この言葉を忘れたかのように
比較が心から湧き出てきます。

戒めたいところです。