尊敬する人が無くなった時、
その人の進歩は止まる。
尊敬する対象が、年と共にはっきりして来るようでなければ、
真の大成は期し難い。
[ 森信三 一日一語 ] より
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宗教
宗教は人間が立派に生きるためのもの。
随って人間は神には仕えるべきであるが、
宗教に仕えるべきではあるまい。
ひとつの宗教にゴリゴリになるより、
人間としてまっとうに生きる事の方が、
はるかに貴いことを知らねばなるまい。
[ 森信三 一日一語 ] より
人間関係
人間関係・・・与えられた人と人との縁・・・をよく噛みしめたら、
必ずやそこには謝念がわいてくる。
これこの世を幸せに生きる最大の秘訣といってよい。
[ 森信三 一日一語 ] より
まさに秘訣です。
現実に根ざす
世の中には、
いかに多くのすぐれた人がいることか・・・それが分かりかけて、
その人の学問もようやく現実に根ざし初めたと云えよう。
[ 森信三 一日一語 ] より
才を徳に転ずる
人間は才知が進むほど、
善・悪両面への可能性が多くなる。
故に才あるものは才を殺して、
徳に転ずる努力が大切である。
[ 森信三 一日一語 ] より
才を徳に転ずることに気づくこと。
先天と後天
男の子は素質的には母親似が多く、娘は父親似が多い。
そして後天的には、息子は父親に、そして娘は母親に学ぶ。
ここに生命における「性」の相互交錯と相互滲透、
ならびに先天と後天の絶妙なる天理が伺える。
[ 森信三 一日一語 ] より
基礎蓄積
すべて物事には基礎蓄積が大切である。
そしてそれは、ひとり金銭上の事柄のみでなく、
信用に関しても同じことが言えます。
否、この方がはるかに重大です。
[ 森信三 一日一語 ] より
一人一宗
われわれ、人間はそれぞれ自分の宗教的人生観・・・
真の人間観・・・をもつべきである。
そしてそれは極微的には、それぞれその趣を異にし、
最終的には、一人一宗ともいえよう
[ 森信三 一日一語 ] より
一人一宗ですね。
いのちの呼応
心の通う人とのいのちの呼応こそ、
この世における真の浄福であり、
人間にとって真の生甲斐といってよかろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
比較
善悪・優劣・美醜などは、すべて相対的で、
何ら絶対的なものではない。
何となれば、いずれも「比較」によって生まれるのであり、
随って尺度のいかんによっては、逆にもなりかねないからである。
[ 森信三 一日一語 ] より