疲れると眠りますが、横になると躰がなまるので、机にもたれて眠ることにしています。
先ず光線をさえぎる為に黒い絹布を頭にかぶり、格好は猫を手本にしてなるべく球形に近づくと、大てい五分くらいで眠りに入り、十五分前後で覚めて心気一新です。
[ 森信三 一日一語 ] より
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ハガキ
たった一枚のハガキで、
しかもたった一言のコトバで、
人を慰めたり励ましたり出来るとしたら、
世にこれほど意義あることは少ないであろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
「ハガキ」はありがたいです。
飽きぬ話
わたくしには、なん度聞いても飽きぬ話が三つある。
一つは(地蜂の)蜂の子とりの話。
次はやまめ(ヒラメ)釣りの話。
そして最後は富山の薬屋の新規開拓の苦心談。
[ 森信三 一日一語 ] より
腰骨を立てる
人間もつねに腰骨を立てていると、
自分の能力の限界がわかるようになる。
随って無理な計画はしなくなる。
私が今日まで大たい計画の果遂できたのも、
その根本はこの点にある。
[ 森信三 一日一語 ] より
金銭
金銭は自分の欲望のためには、
出来るだけ使わぬように・・・。
そしてたとえわずかでもよいから、
人のために捧げること。
そこにこの世の真の浄福境が開けてくる。
[ 森信三 一日一語 ] より
迷う
哲人といえども迷う時はあろう。
だが迷う時間が短かろう。
悟った人でも迷うことはある。
しかし迷う時間が短い。
[ 森信三 一日一語 ] より
迷うのが問題ではなく、
迷って行動出来なくなることが問題です。
HOW
わが身に降りかかった悲痛事に対して、
その何ゆえか(WHY)を問わない。
それよりも如何に(HOW)対処すべきかが大切。
[ 森信三 一日一語 ] より
WHYを考えても前にすすみません。
天意
わが身にふりかかる事はすべてこれ「天意」・・・
そしてその天意が何であるかは、
すぐには分からぬにしても、
噛しめていれば次第に分かってくるものです。
[ 森信三 一日一語 ] より
噛みしめていれば…..。
ここが大切ですね。
正直
「世の中は正直」とは、
神は至公至平・・・というに近い。
[ 森信三 一日一語 ] より
”なるほど”
と思わざるをえません。
生きた書物
すべて物事は、
その事の真髄への認識と洞察が根本で、
真に認識に徹したら、動き出さずにはいられぬはず。
ところで認識への手引きは
ヤハリ生きた書物でしょうね。
[ 森信三 一日一語 ] より
生きた書物とは……。