夫婦のうち人間としてエライほうが、
相手をコトバによって直そうとしないで、
相手の不完全さをそのまま黙って背負ってゆく。
夫婦関係というものは、結局どちらかが、
こうした心の態度を確立する外ないようですね。
[ 森信三 一日一語 ] より
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二重の真理
(一)われわれのこの人生は、二度と繰り返し得ないものだということ。
(二)われわれは、いつ何時死なねばならぬかもしれぬということ・・・
この二重の真理が切り結ぶことによって、
はじめて多少は根性の入った人間になれるといってよかろう。
[ 森信三 一日一語 ] より
正直という徳
正直という徳は、
われわれ人間が、世の中で生きていく上では、一ばん大切な徳目です。
それ故「正直の徳」を身につけるためには、
ひじょうな勇気がいるわけですが、
同時に他の一面からは、相手の気持ちを察して、
それを傷つけないような深い心づかいがいるわけです。
福徳一致
人間の真価と現世的果報とは、
短い眼で見れば合致せずとも見ゆるべし。
されど、時を長くして見れば、
福徳一致は古今の鉄則なり。
[ 森信三 一日一語 ] より
尊敬する人
尊敬する人が無くなった時、
その人の進歩は止まる。
尊敬する対象が、年と共にはっきりして来るようでなければ、
真の大成は期し難い。
[ 森信三 一日一語 ] より
口外
相手と場所の如何に拘わらず、
言うべからざることは絶対に口外せぬ。
この一事だけでも、真に守り得れば、
まずは一かどの人間というを得む。
[ 森信三 一日一語 ] より
十年
人間何事もまず十年の辛抱が肝要。 そしてその間抜くべからず、奪うべからざるは基礎工事なり。 されば黙々十年の努力によりて、 一おう事は成るというべし。 [ 森信三 一日一語 ] より |
自己の道
自己の道は自己にとっては唯一にして絶対必至の一道なれど、
他から見ればワン・オブ・ゼムたるに過ぎない・・・
との自覚こそ大事なれ。
そしてこの理を知ることを真の「自覚」とはいうなり。
[ 森信三 一日一語 ] より
覚悟
九十九人が、川の向う岸で騒いでいようとも、
自分一人はスタスタとわが志したこちら側の川岸を、
わき眼もふらず川上に向かって歩き通す底の覚悟がなくてはなるまい。
[ 森信三 一日一語 ] より
生きた勉強
自己の縁なき著名人の書を読むより、
縁ある同志の手刷りのプリントを読む方が、
どれほど生きた勉強になるか分からぬ。
これ前者は円周上の無数の一点に過ぎないが、
後者は直接わが円心に近い人々だからである。
[ 森信三 一日一語 ] より