「相続税申告書の読み方とポイント」
申告書で大切なのは第1表と第11表
1表では相続のボリュウーム、大まかなイメージがつかめます。
大切なのは税務署の受領印が押してあること。
お客様が持っているのが、最終ではなく途中の申告書ということもあるからです。
そして、右下にある税理士法第33条2の書面提出の有無のチェック欄。
申告の内容に対して見解が分かれそうなとき、その根拠を説明する書類です。
(作成するのは大変だそうでうす)
この書類を添付すると、いきなり税務調査されるのではなく、まずは税理士が税
務署によばれて事情聴取されます。
税務調査で1~2日顧客に大変な思いをさせなくてすみます。
第11表は被相続人はどんな財産(詳細な財産項目別)があり、誰が相続したかが
わかります。
ですから、相談を受ける際は重要な表になります。
相続税の申告書を見るときの役立つポイントを学びました。