不動産と相続

昨日相続アドバイザー養成講座で講師を務めました。
題目は「不動産取引による相続コンサル」です。

不動産の特性には不動産そのものの特性と不動産取引の特性があります。
不動産の特性(個性)により遺言、遺産分割の方法も変わってきます。
取引の特性では相続で取得した不動産を納税のため、分割のため売却する注意点を説明しました。

不動産売買で相続問題が根底にある場合があります。
依頼者の話を聴くことにより、何故そのように考えたのかを知ることが大切です。
相続に対する、間違った知識、思い込み判断しているのであれば、修正してあげることも大切です。

相続したくない不動産。
価値0の不動産はたくさんあります。
しかし、その不動産も誰かが相続しなければなりません。
不動産は捨てられないからです。
そして不動産は、自然災害、事件により大きく価格が変動する財産だということを認識しておく必要があります。

相続財産に占める割合が大きい不動産。
この不動産をどう扱うかが円満な相続を実現させるため重要です。
「不動産会社の人は相続コンサルをするよい位置にいる」
「不動産会社以外の人はネットワークに相続に強い不動産会社の人が必要」
冒頭お話したこの二つのことを感じてもらえたのではないかと思います。

ありがとうございます。

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