突然ご主人が亡くなり、病院で霊安室からの遺体の退去を迫られ、連絡した葬儀社に言われるがままということがあります。(病院には一時的にしか遺体を置けません)
そんなことにならないように生前に決めておきたいこと。
➀どのような葬儀にするか
➁遺体をどこに安置するか
➂どの葬儀社にするか
➃費用はどれくらいかけるか
➄誰に知らせるか
➅遺影の写真
葬儀のひとつ家族葬。
身内だけで行うため、費用負担も煩わしさも少なくなると考えるのは早計です。
香典等が少なく、基本的にかかる費用は普通の葬儀と同じため、家族葬の方が収支が悪くなる場合もあります。
また、家族葬は葬儀が終わった後、訃報を知った人が弔問に訪れることが多く、いつまでも落ち着かない日々を送ることもあります。
費用・わずらわしさだけで選ぶのではなく、故人の想いを尊重し選ぶことが大切です。
お墓も大切です。
墓地墓石の価格の目安200万円~300万円。
費用は墓地の永代使用料と墓石代。その他、管理料がかかります。
お寺・民営・公営それぞれの特徴があります。また墓石の石材店が指定されている場合のメリット・デメリットも知っておくことも大切です。
今後、増えるだろう永代供養も様々です。
永代供養には期限があり、期限後遺骨はどうなるのか等々、知らべておくことがたくさんあります。
核家族・単身者が増えていて、先祖からの葬儀方法・墓が決まっているという人は減っています。
生前から準備しておく時代になっていることを感じます。