定年退職し、次のステージを迎える60・70代。
相続対策を考えるには早すぎます。
超高齢化社会、これからの人生をいかに有意義に生きるかが大切です。
このテーマで書かれた「相続の6つの物語」。
著者は資産税では日本No1の著名税理士です。
視点は、相続対策ではありません。幸せ対策です。
財産を遺す対策から、使う対策です。主役は女性です。合理的な相続対策は女性の感性に合いません。
「エンディングノート?それは最後の最後。それよりやりたいことを書き出して、片っ端からやっていきます。
「ストレスとお金はため込みません」
「預金残高より楽しい思い出残高を残します」
ノウハウ本ではありません。個々の読者に自由に考えてもらうための物語が書かれた本です。
財産を守り、次の代に引き継がせるという概念が変わってきています。
不動産を売ってお金に変える。
もしくは、安定した収益を生み出すものに買い替える。
固執するのではなく、活用すること。
但し、預金に変えただけでは使えば目減りします。目減りすると、不安になって使えなくなるものです。もう一工夫し、毎月入ってくる年金に組み替えます。定期的に入ってくる財産は何故か使えます。
幸せ対策で大切なのは決断です。
実行には、財産を組み替えるなど、思い切った行動が必要です。ためらっていると、月日がどんどん過ぎていきます。
決断が先延ばしになれば、一番大切な“楽しめる時間”が減っていきます。
そしていつしか気力が衰え、子供たちの言いなりになることも……。
幸せ対策の決断は元気な今です。