独居高齢者が急増しています。
子が独立し連れ合いが亡くなり独居高齢者に。アパートで全世帯がいつのまにか独居高齢者ということも。未婚急増はこの傾向に拍車をかけます。
地域社会のコミュニティは?
隣同士挨拶しない。会話がない。かかわりあいがない。名前も知らないことも。
お隣とのかかわりがなければ、近隣とのかかわりもありません。
行政が税金を使って行っている安心網。
介護、医療、生活保護、等々。
「砂上の安心網」(新聞の見出し)。的をえた言葉だと思いました。
団塊世代が後期高齢者になるころ日本はどうなるのか。
財政には限りがあり、「砂上の安心網」は機能しないでしょう。
解決方法は地域社会の連携しかないと思います。
自治会で高齢者見守りのシステムをつくる。若い世代に役割を与える。等々。しかし、義務的にやることは「砂上の安心網」の域を出ません。
いろいろな案があるでしょうが、まずは挨拶からでは。
笑顔で、おはようございます。こんにちは。そして、ありがとうございます。
「そんなことをやったって……。」と言われかもしれません。
でも笑顔で声かけが出来たら、援助も自然に出来るはずです。
援助は若い世代から高齢者の一方通行ではなく、
高齢者から若い世代への無形の援助も。
日銀が国債を買い財政を支え、株を買い株価を支える。みせかけの財政が、いつか崩れるのは明白です。砂上の安心網はむなしく消え去るでしょう。
だから、簡単なことから。出来ることから。日々新たに、一歩一歩。
そこから新しい社会が生まれるのでは。