昨日勉強会に参加しました。
題目は『不動産知識を活用した !! 相続コンサルティング』
不動産を見る視点の多面性に驚きました。
多面的にみなければ、クライアントの利益を損ないます。
事例を基にこれらのことが実感できました。
財産評価と時価は乖離しています。
この乖離が問題の根源となります。
お客様から財産診断を受けるとき、とりあえずの試算ではだめです。
しっかりとした調査をしなければこの乖離がわからないからです。
コンサルに時間の概念を入れることも重要です。
賃貸マンションを相続する。
しかし近い将来大規模修繕が必須な建物です。
「この修繕費を別途、相続させてくれ」 と言って遺産分割がまとまるでしょうか。
生前に大規模修繕を行い相続させてあげる。
修繕を行っても相続財産評価は変わりません。
等々。
時間の概念を考慮すると様々な問題が浮き彫りにされます。
事例ごとに、今度はどんな視点が出てくるか楽しくなる講座でした。
有意義なお話ありがとうございます。